非抜歯
拡大&遠心移動
主に歯のサイズの大きい6番目の歯(第一大臼歯)の位置を頬側に移動させることおよび奥歯をより奥の位置へ移動させることで歯を並べるスペースを作ります。
CROWDED TEETH
歯がガタガタと並んでしまっている状態(叢生/そうせい)の原因は、顎の歯列弓の幅や長さに対して歯のサイズが大きい、またはその逆で歯のサイズに対して顎が小さいために起り、重なって生え揃ってしまっている状態・症状のことを言います。
日本人には比較的多く見られる症状で当院にお越しいただく患者様の症状では一番多い症状です。
当然のことながら、重なり合っている歯を動かすためには歯を並べるスペースを歯列弓全体からスペースをつくらなければなりません。
当院ではこの重なりを解消する際に2つの治療プランを提示させていただいております。
主に4番目の歯を抜歯することでスペースをつくります。
奥歯(大臼歯)を後ろに下げたり、個々の歯の位置を頬側に広げたり、重なっている歯の間をほんの少しだけ削ったりすることで、スペースをつくります。
患者様の歯を抜くことによって歯を並ばせるだけのスペースを作ることは可能となりますが、抜歯したスペースを上手に埋めていかなければなりません。スペースができてしまったことによりが内側に倒れ込んでしまう力学が作用しやすくなってしまいます。このような力学を理解した上で、適切に矯正力を働かせ、移動をコントロールいたします。
主に歯のサイズの大きい6番目の歯(第一大臼歯)の位置を頬側に移動させることおよび奥歯をより奥の位置へ移動させることで歯を並べるスペースを作ります。